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世田谷区に廃校活用した複合施設が誕生 保坂区長「刺激や新たな気づきを得る場に」

地域・まち - 2025年4月16日 19時00分
子どもにとって身近な「食」や「虫」といったテーマを探求する学びの場や、仕事の合間に一息つけるラウンジ付きシェアオフィスなどが入った複合施設が4月16日、東京・世田谷区にオープンしました。

この施設は世田谷区が地域活性化の拠点として誕生させたもので、2004年に廃校となった旧・池尻中学校の校舎を再利用したものです。施設の中に入ると実際に区内の学校で使われていた机や椅子が置かれ、まるで学生時代のように本を読むこともできます。かつての教室をオフィスとして活用したほか、校庭部分には芝生が整備され、体育館ではスポーツも楽しめる「働き」「学び」「遊ぶ」の一体化を目指す場所です。

オフィス部分に入居した企業の松山大介さんは「学校だったとは思えないぐらい明るい。一緒に入っているテナントもさまざまな業態があるので、いろいろなシナジー効果を得て、新しいことにチャレンジしていきたい」と話しました。

世田谷区の保坂展人区長も「ここで刺激や新しい気づきを得た人たちが新しい世界に乗り出していく。そういう『港』みたいな、また時々は帰ってくる。そんな場にしていけたら」と語り、新たなクリエーティブの創出に期待しています。

施設では今後、複数の飲食店の開業や屋上菜園の整備なども予定されています。

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