ご覧頂いているのは、現在（16日午後1時）の伊豆大島の映像です。36人が死亡し、今も3人が行方不明となっている伊豆大島の土砂災害が発生してきょう（16日）10年となりました。大島町では朝から不明者の一斉捜索が海岸で行われるとともに、住民らに防災無線で黙祷が呼びかけられ、犠牲者をいたみました。
10年前の10月16日未明、大島では、台風の直撃に伴う大雨で発生した大規模な土砂崩れが多くの民家をのみ込み、36人が亡くなり、いまも3人が行方不明となっています。
大島町長：「一日でも早くご家族のもとに帰られますよう、努力していきたい」
10年という節目となったきょう（16日）、島の海岸では町役場と警察、消防の約30人が一斉に不明者の捜索を行い、手がかりを探しました。またさきほど午後0時半から土砂災害の現場跡地に整備されたメモリアル公園で、遺族らが出席する追悼式が行われています。
午後2時からは、一般の献花も行われることになっていて島はきょう一日追悼の祈りに包まれます。