首都圏マンション高騰続く7月23区平均価格は1億3340万円
ビジネス - 2023年8月18日 11時05分
首都圏1都3県の先月=7月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、去年の7月に比べ55.8%高い9940万円で、5カ月連続の上昇となりました。これは、不動産経済研究所がきのう(17日)、発表したもので、東京23区内の高額物件が価格を押し上げた形です。
発売された戸数は14.2%増えた2591戸で、東京都中央区の、湾岸エリアで人気の「晴海フラッグ」が大量発売されたことから9カ月ぶりの増加となりました。
地域別の平均価格は、東京23区が84.8%上昇の1億3340万円、23区以外の都内は9.4%上昇の5807万円でした。一方、神奈川県は3.3%下落の5633万円、埼玉県は23.4%下落の4579万円、千葉県は3.5%下落の4465万円でした。
不動産経済研究所の担当者は「今年はこれからも大型の注目物件が出てくる」と話し、首都圏のマンション価格は高止まりする見通しだと説明しました。