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暑さで夏野菜の価格高騰…家計を直撃/Heat soars prices of summer vegetables...hitting household budgets hard.

ビジネス - 2024年8月20日 20時05分
都内はきょう(20日)も各地で猛暑日に迫る厳しい暑さとなりました。この暑さは野菜の生育にも影響を及ぼし、夏野菜の価格は高騰が続いています。
きょう(20日)も都内は気温が上昇し、都心と練馬で34.7℃度、府中で34.5℃など猛暑日に迫る暑さとなりました。連日続く厳しい暑さが大きく影響しているのが、野菜の価格です。
アキダイ社長:「枝豆とかトウモロコシこのへんなんか東北が出産地になっているが(気象の影響で)出回りが非常に少ない」
こちらのスーパーでは平年に比べ枝豆ときゅうりの価格は約2倍に高騰しています。また、ふだんは1本130円ほどというトウモロコシは3割ほど値上がりしているということです。
「全般に値上がりしています」「苦しいですよ。質素な暮らしですよ」「きゅうりも高くなっている毎年の夏と比べたら全然高いし」「高温によって生育が進んだがものによってはだめになってしまったのもあるいわゆる高温障害というものの影響ですね」
農林水産省によりますと 枝豆やきゅうりなどは、この夏の強い日差しや高温で作物が枯れ、生育不良になるなどしていて、出荷量が平年を下回っていて、価格は今後も当面、平年を上回って推移する見込みだということです。
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様々な野菜が高騰する一方で、スーパーアキダイの秋葉社長によりますとキャベツやかぼちゃ、レンコンなどは最近の雨でよく育っていて、しばらくは安い値段が続く見通しだということです。それではこの暑さがいつまで続くのか、気象予報士の中西さんに解説してもらいます。
8月も下旬にさしかかり、そろそろ朝晩は涼しくなってきても良い頃だが、厳しい暑さが続いている。
都心の今年の猛暑日の日数はきょう(20日)までに19日と、過去最多だった去年の22日に、あと3日まで迫っている。都心の8月の平均気温が高かった年をみてみると…過去最も暑い8月は2010年。平均気温は29.6℃だった。去年2023年は猛暑日の日数は過去最多だったが、8月平均でみると第3位だった。
そして今年は?20日間の平均気温は29.7℃。今月はまだ残り11日あるが、このランキングの上位には食い込んできそうで、今年も記録的に暑い夏になっている。この暑さがいつまで続くのか。きょう(20日)最新の3カ月予報が発表された。
【3ヵ月予報】
9月、10月は赤色=平年よりも気温が高く、10月頃までは残暑が続きそう。ところが11月になると、黄色=平年並みの気温に。去年と同じように、10月に入っても暑さが長引き秋の訪れは遅くなりそうだが、11月に入ると一気に涼しくなる可能性。今年も秋が短いかも。

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