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就活生の約7割が「AI活用」“AIが面接”の企業も登場 一方で対面重視の企業も

ビジネス - 2026年3月3日 21時00分
2027年春に卒業する学生を対象にした就職活動が3月1日に解禁されました。千葉市の幕張メッセで2日に行われた合同会社説明会にはおよそ150の企業が出展し、就職活動をする大学生ら800人以上が訪れました。会場に集まった多くの就活生は熱心に企業の話に耳を傾けていました。

売り手市場が続く中、近年、就活の現場で利用が増加しているのが「AI」です。就活サイトなどを運営するマイナビによりますと、AIを活用したことのある学生はここ2年で倍増し、およそ8割に上ります。中でも、就活にAIを利用した経験のある学生はおよそ67%と、3人のうち2人に上ります。

会場内でも就活生に生成AIを活用しているか聞いてみると「活用している。文章の構成など、自分の経験を基に『こういう経験があってこういうふうに伝えたいが、どうやったらうまく伝わるか』というようなプロンプト(指示)を入れて使っている」といった声や「エントリーシートを添削してもらったりしている。丸写しにすると面接などで自分の言葉でしゃべれなくなってしまうので、なるべく自分の考えたことを中心に頑張っている」といった声も聞かれました。

就活生らが書類作成や情報収集にAIを活用する中、企業側も積極的にAIを取り入れています。IT企業の担当者は「一部選考の中ではAI面接も活用している」と話します。“AI面接”とは何か尋ねてみると「簡単に言うと、面接官がAI」だとして「例えばガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)とか、経験の部分のヒアリングはAIに任せている」として、時間のかかる面接にAIを活用することで、より多くの学生の選考ができるということです。

一方で、多くの学生がエントリーシートの作成にAIを活用していることを受け、書類審査よりも対面での審査を重要視するという企業も見られました。今回の就活イベントの会場内では「AIが普及して、皆さん(エントリーシートに)同じようなことを書いている印象。それよりは直接どう考えているのかを知りたい」(警備会社)、「他の会社が書類だったら落としてしまっているだろうなという人でも、会ってみたら違うというのがある。これからもわれわれはアナログを極めていきたい」(サービス業)と話す担当者もいました。

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