「空飛ぶクルマ」実現へ…ヘリ代用して浮体港への着陸の実証実験 東京都、海岸などで2027年度に試験運行を想定
ビジネス - 2025年12月8日 20時30分
「空飛ぶクルマ」の早期実現に向け、ヘリコプターを代わりに使った実証実験が12月8日に行われました。
東京都は海岸や河川などの限定的な条件で2027年度に「空飛ぶクルマ」を試験的に運用する方針で、この日は大きさや重さが同じ程度の小型ヘリコプターが、海に浮かぶポートに安全に着陸できるかを確認しました。
浮体式の着陸場は設置が容易であることや、建設コストが低く抑えられるとされています。東京都は「空飛ぶクルマ」の実装に向け、こうした浮体式の着陸場の設置を検討していて、飛行が限られている都心部や災害時の派遣が想定される島しょ部への設置を目指しています。