きのう（29日）一時1ドル160円を突破した直後に、5円以上、円高が進んだ外国為替市場は、きょう（30日）は小幅な動きとなりました。一方で依然として続く円安基調を材料に日経平均株価は大幅に値を上げました。
きょう（30日）の東京外国為替市場はきのう（29日）の乱高下から一転して、小幅な動きとなり、おおむね156円台で推移しました。また日経平均株価は円安ドル高基調も材料となり、上げ幅は一時600円を超え、終値は先週末と比べて470円90銭高い節目の3万8000円台を回復しました。
一方、きょう（30日）は、仕事を探す人1人当たりにどれだけの求人があるかを示す有効求人倍率も発表され、先月は1.28倍と、2月より0.02ポイント上昇しました。今後の賃上げを期待して、求職する人の数が減ったことなどが要因とみられます。