9月でも都内で猛暑日迫る 明暗分かれる商店街/Even in September, hot days divide the shopping streets.
ビジネス - 2024年9月6日 20時00分
9月6日の東京都内は、一部で猛暑日に迫る暑さとなりました。9月に入っても続くこの暑さが、街の商店街にも影響を与えています。
この日、都内の最高気温は練馬で34.5℃、八王子や府中で34.7℃と、猛暑日に迫る厳しい暑さとなりました。手元の温度計で30℃を超えていた昼すぎの品川区・武蔵小山の商店街のアーケードでは。湿度もありムシムシとした暑さとなっていました。店頭でジェラートを販売する店では、暑さで客足は好調だといいます。ジェラート店の客も「クールダウンで来ました」と話していました。ジェラート店「タケヤ・デザートイン」の竹内みどりさんは「暑さには負けちゃう。全然食べない人でも『暑いから、ちょっとソフトクリーム食べようかな』という感覚(で売り上げが伸びている)」と話しています。
一方、鮮魚店では、全国でも続く暑さによってある海産物の仕入れに影響が出ているといいます。丸高水産の高山ゆかりさんは「生ガキを販売しているが、水温が高過ぎると生育に影響が出ると言われていて、8月の後半に出荷できるといわれていた地域からの入荷がすごくずれ込んでいる。9月後半ぐらいになるとか聞いている。それは多分暑さによる影響ですよね」と話します。また、入荷できても身が小ぶりなものが多いなど、暑さによる影響は大きいということです。さらに商店街全体としても影響があるといい「来店客は高齢者が多い。高齢の人にこの猛暑の中、歩いてきてくださいって(言うのも酷)。倒れちゃうこともあると思うので。そういうところでは、暑さが早く和らいでほしい」(丸高水産・高山さん)と話していました。