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「2024新語・流行語大賞」年間大賞は『ふてほど』 トップ10には“裏金”“五輪”関連も

文化 - 2024年12月2日 19時00分
今年の世相を表した言葉や強いインパクトを与えた言葉が選ばれる「新語・流行語大賞」で、2024年の候補に挙がった30の言葉から選ばれたトップテンが12月2日に発表されました。年間大賞は宮藤官九郎さんが脚本を手がけたドラマ「不適切にもほどがある!」を略した『ふてほど』が選ばれました。

パリオリンピックで活躍した2組もトップテンに選ばれました。総合馬術団体で92年ぶりに銅メダルを獲得した『初老ジャパン』と、陸上競技女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手の言葉『名言が残せなかった』の2つです。表彰式に登壇した北口選手は「びっくりしています。(五輪では)各選手の言葉がはやる、たくさん使われると強く感じてきたので、自分の気持ちをもっとストレートに話せたのではないかという気持ちもあった。名言が残せなかったことが悔いに残っているという言葉でした」と話しました。

また「政治とカネ」に関する言葉『裏金問題』もトップテンに選ばれました。今年10月の衆院選では多くの「裏金議員」が落選し少数与党となるなど、政界に大きな影響を与えました。受賞者として登場した神戸学院大学法学部の上脇博之教授は「裏金議員元議員90人が(受賞者として)一番ふさわしいのではないかとさえ思ったが、国民の厳しい目を考えるとその場に出てこられないのではないかと考えた」とコメントしました。

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