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「都立中央図書館の再整備」デジタル技術活用へ 生成AIによる偽情報に対応も

文化 - 2025年4月10日 15時00分
老朽化が進行している東京都立中央図書館の再整備計画が固まりました。デジタル技術を活用するとともに、生成AIによる偽情報などに対応していく方針を決めました。

都立中央図書館は1973年に東京・港区南麻布に開館し、近年は建物の老朽化とともに書庫が狭くて足りなくなるなどの理由から、東京都が移転を検討していました。

4月10日に開かれた東京都教育委員会の会合では、渋谷区の旧「こどもの城」跡地に新たな図書館を設立し、大型スクリーンによる展示などデジタル技術を活用した展示や、図書館の中で利用者同士の交流などを図っていく方針が決定しました。

また、都民からの意見を踏まえ、近年増加しているSNSや生成AIの偽情報などに対応しようと、図書館の司書が選んだ資料や信頼できる調査方法などを発信していく方針が決まりました。

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