津波注意報全地域で解除も「1日程度は注意必要」 大島から竹芝への船は遅れて出航

(地域・まち - 2025年07月31日 19時00分)

ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とした大地震について、日本国内では7月31日午後4時30分に全ての地域で津波注意報が解除されました。しかし国内でも観測された津波の影響は、地震から1日たっても続きました。 気象庁は31日午前10時45分、関東の一部や東海、近畿地方などに出されていた津波注意報を解除しました。しかし東京の伊豆諸島や北海道、東北地方などには午前中の時点で津波注意報が続いていたため、伊豆諸島への船を運航する東海汽船は東京・竹芝発のジェット船を全て欠航としました。港区にある竹芝客船ターミナルでは前日から続く津波注意報のため、朝から伊豆諸島行きのジェット船が欠航となり、待合室には新しい情報を待つ人の姿が見られました。 都内では30日、大島町や新島村に一時避難指示が出されましたが被害は確認されず、大島町では31日午前9時半に全ての避難所が閉鎖されました。また、正午すぎには当初の予定より2時間ほど遅れて岡田港から竹芝行きの船が出航しました。 そして午後4時半、気象庁は津波による災害の恐れはないとみられるとして、伊豆諸島を含む全ての地域の津波注意報を解除しました。ただし今後1日程度は海面変動が継続する可能性もあり、海での作業やレジャーなどには十分な注意が必要だと呼びかけています。

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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