新たな憩いの場 都立明治公園きょう(31日)開園 制度の初適用で民間が運営

(都政 - 2023年10月31日 20時05分)

国立競技場に隣接する「都立明治公園」がきょう(31日)開園しました。広大な芝生を有する新たな憩いの場は都立公園でありながら民間が運営する初めての公園となります。 きょう(31日)開園した新宿区と渋谷区にまたがる都立明治公園、1万6千平方メートルの公園には隣接する国立競技場と同じ芝が用いられた広場など訪れた人々がゆったりと腰をおろせる空間が広がります。 「こちらはだれもが楽しめる空間を目指した広場であえて固定の遊具は設置せず利用者のニーズに合わせて遊具を変化させていくということです」 「嬉しい いっぱい遊びたい」「走って遊んだりドッチボールしたり楽しそう あははは」 そのほか今後100年続く杜を目指し、桜やモミジなど四季折々の景色を彩る樹木が地域住民と協力しながら約700本植えられました。 「植樹祭に来てそこの杜に樹を植えたんですけど今日を待ちわびていました(杜が)育っていく様と共に子どもも大きく成長すると思うので一緒に見守っていけたらなと」 また明治公園は、都立公園では初めて公募制度が用いられ、公園の管理や整備などは都ではなく民間が行ない、収益の一部が公園整備に充てられるということです。 担当者:「都心のど真ん中でこういった芝生空間を大きくつくることはなかなかないことなのかなといろいろな楽しいこと悲しいこと辛いことだったり一緒に過ごす公園になって心の中に残ってくれればいいなといっぱい来てもらって記憶に残る公園にしてもらえたらなと思う」 ///// きょう(31日)開園した都立明治公園は東京都で初めてPark PFIという公募制度が用いられました。どういった制度かまとめました。 この制度は飲食店や売店など公園利用者の利便性向上をはかる施設を設置し、そこから得られる収益を活用して公園の整備などにあてる民間事業者を公募により決めるというものです。明治公園はきょう(31日)開園を迎えたのですが広場などに限る暫定的な開園となっていて、今後、来年の1月末までに飲食店をはじめとした店舗も開業しそこで得られた収益が公園の整備などに当てられるということです。

続きを読む