都カスハラ条例 ガイドライン策定へ/Tokyo metropolitan ordinance guideline formulation. ”customer abuse of workers”

(都政 - 2024年02月28日 13時05分)

客が従業員らに理不尽な要求をするカスタマーハラスメントの防止に向けた条例制定を目指している東京都は、実効性を確保するため、ガイドラインを策定する方針を示しました。 (小池知事) 「働く人が人格を傷つけられ精神的なダメージを受ける状況をなくすことを目指し、適切な対応を進める仕組みづくりは不可欠」 東京都は、客が従業員などに暴言を吐いたり、理不尽な要求をするといったカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」の対応について、去年10月から有識者による検討部会を開き、検討を進めています。 きのう(27日)の都議会の代表質問で小池知事は、カスタマーハラスメントの考え方と理念を明確な形で示す必要性を訴えた上で、ガイドラインを策定する方針を示しました。 (小池知事) 「対応のよりどころとなる条例の制定を検討する。その実効性を確保するガイドラインも作り、現場での取り組みの後押しや幅広い普及啓発も行う」 条例が制定されれば全国初となり、都は、2024年度中の都議会への条例案提出を目指しています。

続きを読む