“リアルキャプテン翼”…昇格懸けた大一番 サッカー関東リーグ入れ替え戦
東京・葛飾区にある“リアルキャプテン翼”のサッカーチームが昇格を懸けた大一番に臨みました。ラグビー大学選手権準々決勝の帝京大学-同志社大学戦と合わせ、年末に行われた東京都内のスポーツを動画でお楽しみください。 人気サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者・高橋陽一さんが代表を務める葛飾区の「南葛SC」は、キャプテン翼の主人公・大空翼が所属していたのと同じ名前のチームです。葛飾区からのJリーグ入りを将来の目標に、12月25日に桐蔭横浜大との関東リーグ入れ替え戦に臨みました。勝てばJFLの次のカテゴリーに該当する「関東1部リーグ」に昇格となります。 高橋さんが見守る中、前半9分、かつてJリーグ・鹿島アントラーズなどで活躍した佐々木竜太がセットプレーからヘッドで合わせて先制し、南葛は夢に一歩近づきます。しかしその後、ゴール前の混戦から同点に追い付かれてしまいます。このまま引き分けで終わってしまうと規定により「昇格ならず」となるところでしたが、前半終了直前に再び佐々木のボールがゴールネットを揺らします。エースの連続得点で再び勝ち越し、後半にも追加点を挙げた南葛は、今シーズン限りで引退を表明している青木剛(39)を交代でピッチへ送り込みます。南葛SCについて青木は試合前「南葛SCは夢があって魅力があって本当にやりがいがあるチーム。全員で昇格を成し遂げられたら」と語っていました。昇格の懸かった大一番は、21年間の現役最後を飾る花道でもありました。 南葛SCはこのまま4対1で桐蔭横浜大を破り、関東1部リーグへの昇格が決定しました。葛飾区の人たちにとっても青木にとっても“大きなクリスマスプレゼント”となりました。さらに「キャプテン翼」の原作者・高橋さんから「本当に長い間、お疲れさまでした。あと、Jリーグの後、このチームに来てくれたことを本当に感謝しています」とねぎらいの言葉も掛けられました。最後の胴上げでは背番号と同じ15回も宙を舞った青木は「本当に感無量。胴上げをされた時の空の景色は一生涯忘れることはないと思う」と語り、原作の主人公の名前のように大空に翼を広げ、現役生活に別れを告げました。
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