都知事選 自民党都連候補者選び「小池知事の去就見てから」/LDP  We'll wait and see what happens with Governor Koike.

(都政 - 2024年02月16日 21時22分)

自民党東京都連はきょう(16日)、総務会を開きました。出席した都連幹部によりますと、7月に行われる都知事選の候補者選びについて会の中で「小池知事の去就をみてから」といった発言があったことを明らかにしました。 萩生田都連会長:「7月には東京都知事選挙がある現職の小池都知事 まだ3期目を表明しておりませんのでなかなか判断できない部分もあるが」「今回どうするのか?それもきょうは皆さんと方向性を決めていかないとならない大事な時期に来ている」 都知事選挙をめぐっては自民党は、前々回の2016年、元総務大臣の増田寛也さんを推薦したものの小池知事に破れ、前回の2020年は、独自候補を出さず自主投票で不戦敗となりました。自民党が独自候補を立てるかどうか注目される中きょう(16日)の総務会では小池知事の動向を見てからという発言があったということです。 Q:「小池知事がまだ手を挙げてはいませんけれども自民党としてのスタンスは何かきょうでましたか?」 三宅茂樹幹事長職務代行:「『小池知事の去就を見てから』という発言があったきょうは何もなしと」 Q:「独自候補を立てるかどうかについては?」 三宅茂樹幹事長職務代行:「それについてもまだ『小池知事がどうされるか』という発言がありました」 一方、永田町からはこんな声も… 「自民党は小池知事にのるだろう今の小池知事とやり合える人はいない」 知事選は6月20日告示、7月7日投開票です。 ///// 6月20日に告示となる東京都知事選挙を巡り小池知事の動向が注目されていますが過去の選挙ではどんな動きをしていたのでしょうか。 こちらは4年前…前回の知事選挙の日程です。6月18日告示…7月5日投開票だったのですが、小池知事が出馬を表明したのは…6月12日…わずか6日前に立候補を表明していました。そしてその選挙戦では自民党は独自候補を出さず小池知事は366万票を集めて当選しました。過去の動向を踏まえて自民党がどう動いていくのか注目されます。 一方で自民党は今後行われる知事選以外の選挙については準備をすすめています。まずは公職選挙法違反の罪で起訴された柿沢元議員の議員辞職に伴う衆院補欠選挙が4月28日に投開票となります。これについて自民党は候補者を公募で擁立する方針です。また、知事選と同じ7月7日に投開票となる都議会議員の補欠選挙については自民党は全8選挙区すべてに候補者を擁立するとしています。今後続く選挙に向けた動きは今後さらに活発化しそうです。

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