東京・府中市の給食用鶏肉で「国産」と偽り外国産納品か 食肉販売会社の社長ら2人逮捕
(福祉・教育 - 2025年06月27日 19時00分)
東京・府中市の小学校給食で使われる鶏肉を「国産」と偽り、外国産の鶏肉を納品したとして、新宿区の食肉販売会社の社長ら2人が逮捕されました。 警視庁によりますと不正競争防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、新宿区の食肉販売会社「並木商店」の社長・並木建造容疑者(41)ら2人です。 並木容疑者らは2024年11月、外国産の鶏肉を「宮崎県産」などと偽り、3回にわたって府中市の学校給食センターに合計およそ211キロを納品した疑いが持たれています。11月に匿名で府中市と警視庁に情報提供があり、市が調査を行ったところ、提供された肉は外国産であることが分かったということです。市によりますと調査の結果、衛生面では問題なかったということですが、外国産の鶏肉の入った給食は22ある市立小学校全てに提供されたということです。 納入業者が不正を行っていたことに対し、子どもを持つ親からは「不信感が生まれる。正確な情報も欲しい。やはり子どものことになると安全な食材をと思う。信頼して預けているので、安心して預けたい」「(今後、市に求めることは)申告されている産地が本当に合っているのかを調べてほしい。小学校から献立のチラシが配信されているので、そういったところに調査結果を書いてもらえれば」などといった声も聞かれました。 並木商店は2021年7月から2024年12月の間に合わせて4万2500キロ、およそ4800万円分の肉を給食用として納品していて、警視庁はその大半が外国産だったとみられるとして余罪を含めて捜査しています。
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https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html
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