タイ出張中の小池知事、現地進出の都内企業を支援 「ナイトタイム観光」の視察も
(都政 - 2025年02月07日 19時00分)
タイ出張の最終日を迎えた東京都の小池知事は、首都バンコクに進出している都内の企業と現地の実情などを意見交換しました。 タイには日系企業およそ6000社が進出する中、東京都は支援拠点の開設など都内の中小企業をサポートしています。小池知事は2月7日に行われた会合の冒頭「東京出身の企業の持続発展が東京都にとって大きなエネルギーになる」と話すとともに、今後も支援を進めていく姿勢を示しました。 また、今回のバンコク訪問では観光分野での視察も行われました。小池知事は現地時間の6日夜、都内の観光促進策の検討に向けて、チャオプラヤー川のナイトクルーズを視察しました。バンコクでは歴史的建造物のライトアップやナイトマーケットなど、夜間観光が外国人観光客に人気となっていて、ナイトクルーズはバンコクの夜景を楽しむコンテンツとして深夜までにぎわいを見せています。 東京都では都庁舎のプロジェクションマッピングなど夜間の時間帯の観光を盛り上げる「ナイトタイム観光」を進めています。視察後、小池知事は「夜の時間も有効に生かすことで経済活性化できる。夜の楽しみが早い時間に終わってしまうのが東京のこれまでの課題だった。いかにして楽しんでもらえるか、とても参考になる事例だった」と述べ、バンコクの夜間観光の事例を参考に、都内の「ナイトタイム観光」の促進を図る考えを示しました。
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