「街の魅力度ランキング」東京は全国3位に上昇　首都圏7位に調布市

大手不動産会社が全国規模で調査した「街の魅力度ランキング」2024年版が発表されました。1位と2位は去年と同じ福岡県と神奈川県で、東京は去年の5位から3位に順位を上げました。 今回のランキングの変動の要因についてランキングの調査や分析を行った麗澤大学の宗健教授は「新型コロナに感染してしまうみたいな意識が5類に変更されてから相当薄れ、コロナ禍は東京への転入超過が減っていたものがかなり戻ってきて、コロナ前に近く人が集まってきて『やっぱり東京だよね、いろいろなことがあって楽しいね』と、住んでいる人たちがもう一回東京の良さを再評価したというのが大きな背景だと思う」と指摘し、新型コロナウイルスの流行が落ち着いたことを挙げています。 同時に発表された、街の認知度やイメージの良さなどを数値化した「自治体ブランドランキング」では、首都圏の上位4位を神奈川県の自治体が占め、10位以内に入った東京の自治体は7位の「調布市」のみでした。宗教授は「（東京は）住んでいる人たちは『ものすごくいいところ』と思っているのに、住んでいない人は『日本の中で一番ひどいところ』だと思っている。このギャップが東京の大きな特徴。神奈川は、住んでいる人・住んでいない人両方のバランスよく評価が高いのが特徴」と分析しています。そして「しばらくこの1位、2位は盤石だろう」と話しています。