台風被害から3カ月の八丈島 産業・観光復活に期待…レモン農家「持続可能な農業を」

(地域・まち - 2026年01月13日 22時00分)

東京・伊豆諸島の八丈島は、去年=2025年秋に台風22号・23号による被害に相次いで遭いました。3カ月が経過した八丈島は新年を迎えた今も、台風によって倒壊した建物の復旧作業が続いています。今年は人々の暮らしだけでなく、産業や観光面での復活にも期待が寄せられています。 島の特産品「八丈フルーツレモン」は今、旬を迎えています。一般的なレモンよりも丸くて二回りほど大きい八丈フルーツレモンは皮ごと食べられ、苦味が少ないのが特長です。 レモン農家・吉田公新さんのビニールハウスは屋根が破損し、雨漏りの影響でレモンの品質を保ちにくい状態となりました。屋根の修理にはおよそ2000万円かかる見通しだということです。それでも吉田さんは「いろいろな人が喜んでくれるので、辞めずにもっとおいしいレモンに育てていきたい」と話します。そして「資材も高いし、風や台風の被害も考えると、それなりに利益の上がる農業のやり方を考えていかないといけない。持続可能な農業をできる形態を作っていきたい」といいます。 吉田さんはこれからも島で事業を続けていくためにレモンを使った新しい商品展開を模索しています。吉田さんは「葉の活用と、花も貴重な国産の香料原料になるので、化粧品や香水、ルームフレグランスなどを展開し、地域の産業として観光資源にどんどん変えていきたい」と話します。 また、地元の人たちに親しまれてきた足湯は12月20日から営業を再開しました。台風の被害により屋根は撤去されましたが、島民の憩いの場が戻っています。 そして、島の復興を支える観光業も復活してきています。この季節に島の海で見られるクジラを目的としたツアーも1月9日から始まりました。島のバスガイド・菊池直実さんは「足湯で温まりながらクジラを探したり太平洋を望めるのはありがたいことだと思っている。復興の意味も込めて一生懸命やって、島民・観光業の皆さんと盛り上げていきたい」と話しています。

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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