あきるの市 寺に強盗 前住職“バール”で殴られけが

(事件・事故 - 2024年02月12日 20時10分)

きょう(12日)午前5時ごろ、あきる野市の寺に2人が押し入り、以前、住職を務めていた男性をバールのようなもので殴り、けがを負わせ、現金およそ5万円を奪って逃走しました。 犯人の2人は今も逃走中です。 (中島記者) 「近所の人の話ではお寺に向かう道は人通りが少なく休みの日の朝はほとんど人通りがないということです。」 警視庁によりますと、きょう(12日)午前5時すぎ、あきる野市小和田にある広徳寺に2人が押し入り、以前に住職を務めていた80代の男性の頭などをバールのようなもので複数回、殴ったということです。 また70代の妻の右手も鈍器で殴り、「金を出せ」と脅し、現金およそ5万円を奪って逃走したということです。 男性は頭や腕などを負傷して、病院に運ばれましたが、意識はあるということです。 事件があった広徳寺は650年の歴史があり、多くの観光客も多く訪れる寺で、住職だった被害者の男性は、地域の人たちから頼られる存在でした。 (近隣住民) 「こんなことしたらどうかなとか、些細なことでも色々相談にのってくれる住職で」 「本当に気さくなお坊さんというのをみんな身近に感じていた」 (近隣住民) 「びっくりです。こんな田舎で平和な所に住んでいるのにこんなことがおきてびっくりです。」 警視庁によりますと、逃走中の犯人は2人ともニット帽をかぶり、黒っぽい服装だったということで、警視庁が行方を追っています。

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