ハイパー江戸博 第2弾 近代化進む明治の銀座再現

(地域・まち - 2023年05月02日 20時15分)

こちら…両国にある現在、改修工事により閉館中の江戸東京博物館です。この「江戸博」を自分のスマートフォンなどで楽しめるアプリ…「ハイパー江戸博」の新バージョンが登場しました。ゴールデンウィークを前に 発表された新たな舞台は明治時代の銀座です。 テーマはですね東京の始まりと出会う時間旅行です ハイパー江戸博は、長期休館中の江戸東京博物館に収蔵されている資料をデジタル化することで、アプリを通して当時の文化や人々の暮らしぶりを観察し楽しむことができます。 去年発表された第1弾の「江戸両国編」は累計で約5万ダウンロードを達成するほどの人気ぶり。発表当時、この人も…「えどはくん、カワイイ」 と、報道陣にアピールしていました。 今回発表した第2弾も江戸博の資料を元に、明治時代という急激に近代化する東京の様子を詳細に再現しています。さらに今回は、「時間の流れ」を感じながら各年代を見比べることができるようになりました。 こちらは銀座4丁目の交差点を時代ごとに並べたものになりますちなみにここがよく見る銀座の和光の時計台の場所になります。街路樹を見てみますとこちらは桜なのがこちらでは柳に変わっています。当初四季を感じるために桜を植えていたそうなんですが根付かなかったということで柳に変わっていったということです。 開発者はバラバラに展示されていた資料を1つのアプリで表現することで新たな発見を体験してもらえるとはなします。 開発者:「資料としては点と点があってそれをつなげてやると「線」になるじゃないですか」「点と点をつないだ線みたいなものを結んであげるとどんどん立体的にこの世界を味わうことができるようになるのでそれができたのが結構大きいかなと思いますね さらに現代では当たり前となっている鉄道や電気を使った街灯などのインフラや、カレーやラムネなどの食べ物が実は明治時代に東京から広がっていった歴史も 知ることができます。 学芸員はアプリとリアルの両方で東京を楽しんでほしいと話します。 学芸員:「これをやってそのあと銀座の街歩きなんかをしていただくと結構たのしめるんじゃないかなと思っています。お子さんでも読みやすいようにテキストなども工夫していますのでぜひご家族でプレイしていただくと幸いです。」

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