八丈島、台風被害から1カ月以上経て温泉再開 近隣住民「生き返る」

(地域・まち - 2025年11月25日 15時00分)

台風による甚大な被害から1カ月以上が経過した八丈島では、全地域で水道が復旧するなど、復興に向けた動きが進み、徐々に日常の生活が戻りつつあります。 11月22日、樫立地区にある温泉施設「ふれあいの湯」が営業を再開しました。朝から多くの近隣住民が訪れ、朝から多くの近隣住民が訪れ、地域の憩いの場の復活を喜んでいました。近隣住民は「温泉だと汗が出るほど温まるからありがたいね、俺たち年寄りには。今日は体を温めたので、また明日から仕事できるから良かった」と話しました。また別の住民は「湯船もきれいになっていて久しぶりに生き返りました。1カ月たったあたりからいろいろな人が復興に動いてくださって、少しずつ日常に戻ってきて自分も前向きな気持ちになってきた。うちも被災したので」と話しました。 喜びの声の一方、節水などの関係から町内の他の5つの温浴施設は休業が続いている状態です。 また、土石流の被害があった末吉地区ではいまだ課題が残っています。避難所となった施設の中は机などがなぎ倒されたままとなっています。末吉地区では台風の際に町が誘導した避難場所に土砂災害が起き、高齢者を含む20人程度の避難者が泥水に飲み込まれるなどの事態となりました。 22日、その被害のあった避難場所の隣で八丈町が説明会を開きました。報道陣に非公開となった説明会は2時間ほど開かれ、山下町長が「心よりお見舞い申し上げます」と述べ、被害者に対して支援金を最大100万円程度支払うと説明したということです。八丈町総務課の高野課長は「末吉の避難所にいた人、また土石流で直接被害を受けた人、教職員住宅で被害に遭った人も対象とする形でお話をしている」と述べました。 八丈町によると、土砂災害のあった住民に生活再建の費用として一律50万円、廃車など車が被害にあった住民には最大50万円を別途支払うということです。一方で説明会に参加した住民からは「賠償金という名目ではなく『支援金』なのは町に非がないのか?」「支援金だけで済む話ではない。町が誘導した避難場所で死ぬ思いをした」などと批判の声も上がっています。八丈町は説明会での住民の意見を受け、再度対応を検討したいとしています。

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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