<首都決戦2026>衆院選・東京29区 “自公連立の象徴区”公明票はどうなる?

(その他 - 2026年02月04日 15時00分)

衆議院選挙は2月8日の投開票日に向けて各地で選挙戦が行われています。自民党総裁の高市首相の下での初の国政選挙となり、自民・維新の連立政権の信任が問われます。東京では30の小選挙区と、比例区の19の議席を巡って、激しい選挙戦となっています。TOKYO MXは東京都内の注目選挙区の選挙戦をお伝えしています。今回は荒川区と足立区西部が選挙区の「東京29区」です。29区は2022年の区割り変更で新設された選挙区で、前回=2024年の衆院選では自民党と連立を組んでいた公明党が東京で唯一小選挙区で候補者を擁立し、自民党が候補者を擁立しなかった、いわば“自公連立の象徴区”となっていました。しかし今回、連立を解消した公明党は小選挙区から撤退していて、公明党の票の行方が注目される選挙区となっています。 自民党の新人で足立区議を10年務めてきた長沢興祐さん(44)は「高市首相を支えて支えて支えて支えて支えて、皆さま方の声を気持ちに反映するため全力を尽くします」と声を上げます。選挙区の課題として災害や犯罪への対策を挙げ、国が責任を持って行うべきだと主張しています。公明党の支援がない中で戦う選挙について課題は「自身の知名度がないこと」だと分析し、選挙区の全域を選挙カーではなく毎日自分の足で走って回り、支援を呼びかけます。長沢さんは「これまでも自民党の候補者を出したいという地域の声もあった。そういったところが応援をしてくれている」と話し「とにかく歩いて歩いて歩いて、声を広げていただく、お願いをし続けるしかない」と話しています。 中道改革連合の元職・木村剛司さん(54)は「右傾化する高市政権をはじめとする政治体制の中で黙って見ているわけにはいかない」と声を上げます。荒川区や足立区では格差が特に広がっているとして、生活者の所得を底上げすると訴えています。元公明党の幹部も応援に駆け付ける中、これまで公明党が得てきた議席を引き継げるのか、プレッシャーはありつつも手応えを感じているようです。木村さんは「議席を守らないといけないというすごい緊張感。もともと自民党が強い地盤ですから」と話しながらも「高市さん、あまりにも乱暴なんじゃないのという声が多い。選挙戦に入ってから如実に増えてきた」と語ります。 国民民主党の元職・樽井良和さん(58)は「先だっての国会で成果を上げたのは国民民主党だけ。国民民主党を信じて託していただきたい」と訴え、党としてガソリンの暫定税率の廃止などを実現した実績をアピールします。「野党」でありながらも政策の実現力があるとして、立憲民主党と公明党の合流に賛同できない元立民支持層などの支持獲得を狙います。樽井さんは「中道は駄目だという層はかなりいると思う。今まで自民に入れてこなかった人たちはどこに行くんだという時の受け皿には絶対なりたいと思う」と力を込めます。 金属機械メーカーでの勤務経験がある共産党の新人・鈴木賢一さん(64)は「富が一極に集中しているのではないか。不公正な在り方を切り替え、暮らし優先に切り替えることが必要」と主張しています。多くの企業で従業員たちへの働きに見合った賃金が支払われていないとして、中小企業で働く人などに寄り添う支援や、大企業や富裕層への適切な課税が必要だと訴えます。鈴木さんは「大企業や富裕層の優遇税制の見直しなどを訴えて財源を作ることを提案しているので、そこは強く訴えていくことが大事だと思うし、そこが有権者に届けば勝機も見いだせるのでは」と支持拡大を狙います。 参政党の新人・堀川哲郎さん(25)は選挙区の中で最年少の25歳で「東京29区から、25歳という若輩者だが、当たり前のことを当たり前に言う政治を行いたい」と語ります。塾講師だった経験から、子どもたちが早い段階で受験勉強を始める現状を変えたいとし、教育改革の必要性を掲げます。また、地元出身であることを生かし、地域の知り合いを通じて一人一人に訴えを広げる選挙戦を展開しています。堀川さんは「私個人の名前は全く知られていないというゼロの状態からのスタートなので、覚えてもらうということをやっていくしかない」と話しています。 日本保守党の新人・小坂英二さん(53)は、荒川区議を20年以上務めてきました。小坂さんは「外国人労働者が生活している場所で日本人が圧迫され、出ていかざるを得ない。こんなことがたくさん生まれているのに財界も自民党も公明党も維新も知らんがなです」と主張し、荒川区や足立区には外国人が多く住み、日本人との共通認識を持っていないことでトラブルが起きているとして、外国人の在留許可数の制限を訴えます。小坂さんは「入国を野放図に入れているのをシャットダウンする。日本国内でいろいろなものが回るように、努力をお金もかけてやる」と訴えています。 衆院選は2月8日に投票日を迎え、即日開票されます。 ■衆院選・東京29区(荒川区・足立区西部)立候補者(届け出順・敬称略) 堀川哲郎(25,参政・新) 木村剛司(54,中道・元) 鈴木賢一(64,共産・新) 長沢興祐(44,自民・新) 樽井良和(58,国民・元) 小坂英二(53,保守・新)

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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