続く危険な暑さ 街の人の対策は?ペットの熱中症対策も
都内では依然として熱中症に注意が必要な危険な暑さが続いています。街の人はこの暑さにどのように対策をとっているのか・・そしてペットの熱中症対策についても取材しました。 お盆が終わっても中々おさまらない暑さ…きょう(21日)も都内は各地で気温が上昇…35℃前後の危険な暑さとなりました。 青梅では午後2時すぎに最高気温35.3度を観測…。4日連続での猛暑日となりました。連日の暑さに市民からは… 「暑いです 本当に大変/お盆の時はちょっとよかったかな今よりは全然。本当ここのところお盆を過ぎてから大変」「暑い、倒れそうですね。/日傘/これがなかったら歩けないわね」 日傘をさしたり、日中の外出を減らすなど暑さ対策をする中、中にはこんな人も… 「空調服を着てさらに中に保冷剤を入れて体を冷やしている。/外で働いている時に汗をかく量が違う」 一方、韓国料理屋が多く立ち並ぶ新大久保では・・ 「午後3時過ぎの新大久保駅ですムシっとした暑さです。今日陰にいるんですが、小型の手持ち扇風機を持っている人がいます」 暑さを乗り越え方もコリアンタウンならでは… 「韓国の人って暑い時にもあったかい鍋を食べて滋養をつけるみたいなので私たちもそれに習って美味しいし」「やっぱりスンドゥブチゲとか」「代謝が良くなっている気がするので」 辛い料理で汗を流し気分をリフレッシュする人がいる一方で暑さ対策は様々です。 「熱中症対策として塩分チャージを持ち歩くようにしています」「服とかに直接かけて体感温度が下がります」 連日の猛暑に注意が必要なのは人だけではなくペットも同じです。 「クーラーはずっと私たちが居ない間もつけっぱなしで寝るときもすごく暑い日は(犬と)一緒にクーラーのある部屋で寝たりしています(外出中)今もずっとつけている」「(夏は)エサが食べないから水分多めのエサにして人間と違ってね暑いからそうめん食べるとかそういう感じじゃないじゃないですか結局食べるものって同じようなものだからあまり工夫しようがない」 街からはペットの熱中症対策が難しいとの声も…そうしたなか・・港区のカフェではペットフードメーカーが手がける犬向けの冷んやりメニューが今月限定で販売されています。オクラ・パプリカの夏野菜に犬の食欲をそそるカツオ味の冷たいジュレソースをかけたメニューや・・体温を下げる効果が期待できるスイカを使ったアイスクリームなど犬が水分を多く取れるような工夫が施されています。 喉ごしの良いひんやりメニューを一心不乱に食べ・・完食しました 大好評でしたまだ食べたい 食べ足りなかったのか綺麗に食べ終わった後もお皿を舐めていました。 「すごい食いつきがとてもよかったです いつもこの子は偏食で食べないんですけど今日は全部食べてくれたのでよかったです」「あんまりいつもご飯食べないけどここのご飯は食べてくれましたひんやりしているメニューは家ではあんまり作ったことがないのでここで食べさせられてよかった」 近年コロナ禍の影響もあって犬を新たに飼いはじめる人が増えていて、去年は新規飼育数が42万6千匹と過去10年で最多に、今回のメニューは飼い主たちにペットへの熱中症対策を啓発すると共に犬たちに快適に過ごしてほしいと企画されました。メニューを監修したペット管理栄養士の今井さんは汗腺が少なく平熱の高い犬に対して、飼い主がしっかりと熱中症対策をするよう心がけてほしいと話しています。 今井さん:「夏は体温が上がりやすいのと水分が失われやすいのでやはり人間と違って積極的にお水を飲みに行ったりですとか自分で温度管理をしたりとかそんなところは飼い主が気をつけてあげないといけない」 記録的な暑さとなっているこの夏・・今週も平年より気温が高く、厳しい暑さが続く見込みで、人もペットも十分な対策が必要となります。
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