都内で“記録的大雨”一夜明けても続く影響 杉並区の飲食店浸水「足首まで水が…」

(地域・まち - 2025年07月11日 19時00分)

7月10日の夜、東京都内各地を猛烈な雨と雷が襲いました。一夜明けても影響は続いています。 10日夜、JR新宿駅構内では滝のような雨漏りが発生し、渋谷駅近くのガード下では車のタイヤが漬かるほど冠水するなど、数年に1回程度しか発生しないような短時間の大雨だとして、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。都内各地で川が増水し、目黒川では一時「氾濫危険水位」となり、目黒区では豪雨の影響で区内で14件の床上浸水と2件の床下浸水の被害が出たということです。 一夜明けても影響は続いています。西武新宿駅の北口改札は大雨の影響で設備に不具合があるとして一時、閉鎖されました。西武鉄道によりますと改札が使用できなくなり出口を閉鎖していましたが、11日午後5時ごろに復旧したということです。 杉並区阿佐谷南では飲食店などが並ぶエリアの一部が浸水したということで、復旧作業に追われる姿が見られました。飲食店関係者は「前の通りが川みたいになって、水が店の入り口のドアの隙間から入ってきた。水は足首ぐらいまで漬かった。水自体はもう大分はけているが、臭いと汚れが残っているので、水で流して外にかき出す応急処置をしている」と話していました。近隣住民によりますと、以前から大雨での浸水被害が続く地域だということですが、今回の雨はここ数年では見たことがない雨量だったということです。別の飲食店の店主は「水かさが増すような地域なので、今回も土のうを用意した。対策もしなければ」と話し、今後の対策の強化を検討する声も聞かれました。

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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