中野区と世田谷区の候補が申し立て 都選管 4月の区議選の投票用紙点検へ

(都政 - 2023年06月29日 15時05分)

今年4月に行われた中野区と世田谷区の区議会議員選挙についていずれも次点で落選した候補者からの申し立てを受けて都の選挙管理委員会が投票用紙を点検すると発表しました。 申し立てを行ったのは、4月に行われた中野区議会議員選挙で最下位の当選者と0.415票差で落選した候補と、世田谷区議会議員選挙で1.307票差で落選した候補です。このうち、中野区議選の場合では、自分と同じ名字の候補と同じ名前の候補がそれぞれ立候補していたことから、他の候補の票として自分の票が混入した可能性などを指摘しています。落選した2人の候補は先月最下位の当選者について当選を無効とすることを求め区の選管に対して意義申し立てを行っていましたが棄却されています。その後、申し立てを受けた都選管は、2つの選挙区の投票用紙を確認することを、きのう(28日)決めました。点検は、中野区は来月9日、世田谷区は来月23日に行い、それぞれへの判断を決めることとしています。

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