運行終了後の都営バスに9歳女児置き去り 運転手点検せず「トイレに行きたかった」
(事件・事故 - 2025年04月08日 19時00分)
東京・荒川区の都営バスの営業所で、9歳の女の子がバス車内に一時置き去りにされていたことが分かりました。運行を終えたバスが営業所に戻った時、女の子はバスの後部座席で横になって眠っていたということです。 東京都交通局によりますと4月1日午後5時ごろ、上野松坂屋前発のバスが終点の南千住車庫前の停留所に到着した際、男性運転手がバスの後部座席で寝ていた女の子に気付かず、近くの営業所にバスを入れてバスから離れたということです。 女の子が帰宅しないことを心配した父親がGPSで位置情報を確認したところ、バスの営業所にいることが分かり、連絡を受けて確認した運転手が運行終了からおよそ30分後に発見したということです。女の子にけがや体調不良はありませんでした。 東京都はバスの終点で後部座席まで乗客や忘れ物について点検する規定を設けていますが、このバスを運転していた60歳の男性運転手は点検をしておらず「トイレに行きたかった」と話しているということです。 街で子を持つ親に聞いてみると「怖いですね。これから暑くなるので、チェックはより一層やってほしい」「ちゃんと点検してもらわないと。最後の点検は決まりですよね。決まり通りやってくれればと思う」などといった声が聞かれました。 東京都は「今後同様のことがないよう、点検を確実にするよう徹底する」としています。
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https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html
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