手話を文字に変換…最新会話ツール/Converting sign language into text...the latest conversational tool

(福祉・教育 - 2024年03月28日 20時20分)

聴覚に障害がある人が使う手話を文字に変換してくれる最新の会話ツールの体験会が開かれました。 「こちらの女性に手話をしてもらいます (手話) すると手話をカメラが読み取りこのようにテキストで表示されました」 企業と大学が開発した最新の会話ツールは手話をカメラで読み取り、AIが解析することで手話の内容を文字で表示するサービスです。現在、様々な催しでの体験会や役場などでの実証実験を行いながら更なる精度向上を目指しています。先週、行われた体験会の会場ではデフサッカーの選手や監督のほか、サッカー元日本代表の槙野智章さんによるトークイベントも行われ、「サッカーでも手話が活用できる場面がある」と盛り上がりました。 デフサッカー植松隼人監督:「現役のときに手話を使えたらよかったと思う」 サッカー元日本代表槙野智章さん:「(試合中)コミュニケーションとるの難しいので ちょっとした手話で右だとか左だとか トリックプレーもできますよね」 デフサッカー植松隼人監督:「是非これをきっかけに槙野さん1日1つ手話を覚えてもらいたい」 来年11月には聴覚に障害がある人たちの国際スポーツ大会デフリンピックが東京で行われる予定で、一昨日(26日)の都の会議では開催までの準備計画が示されました。来月から、式典の具体的な計画の策定を始め、選手の宿泊先など受け入れ方法についても具体化をすすめます。また11月からはボランティアの募集を始めることも決まりました。 ///// 今回、取り上げた手話を文字に変える技術は色々な人の手話を解析させることでAIがどんどん学習して、使えば使うほど手話の読み取りの精度が上がっていくそうです。

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