【中継】赤羽 強風が影響か中学校に工事用パネル落下

(事件・事故 - 2024年01月16日 20時00分)

強風の影響とみられています。北区赤羽の解体工事現場で、骨組みから仮設パネルが複数枚、外れ、隣にある中学校の校庭に落下しました。現場から中継で伝えてもらいます。 現場はJR赤羽駅から500メートルほど離れた、商店街や中学校に隣接するスーパーマーケットの解体工事現場です。こちらの中学校の校庭に仮設パネル複数枚が落下したということで、さきほど午後7時ごろまで、作業員が宙づりになったパネルを撤去したり、ゆがんだ足場を直す作業を行なっていました。今(16日午後8時ごろ)は規制線は外されています。警視庁によりますときょう(16日)午後2時45分ごろ、北区赤羽の赤羽岩淵中学校から「解体現場から風でパネルが校庭に飛んできている」と110番通報がありました。警察官が駆け付けたところ、工事の粉じんなどを防ぐ仮設パネルが複数枚、外れ、校庭や近くの商店街に落下したということです。落下によるけが人はいませんでした。 「見に行ったらパネルがはがれていた」「びっくりですし、きょう、明日の営業ができるか不安」「日頃からビルの谷間風がすごいのでこわい」「やっぱりそういう落下のことも想定してやってもらわないと近くに住む地元の人は怖い」 強風の影響で落下したとみられていて、警視庁が作業員から話を聞くなどして、詳しい状況を調べています。 ///// この強風の要因やいつまで注意が必要なのか、気象予報士の敷波さんに解説してもらいます。 きょう(16日)は冬型の気圧配置が強まり、都内でも強い風が吹きました。天気図の等圧線の間隔が狭いときは強風に十分な注意が必要です。きょう(16日)午後7時までに観測された最大瞬間風速は八王子では25メートルを超え、都心でも20.2メートルと今季最も強い風となったところがありました。これだけ強い風が吹きますと、きょう(16日)のように足場が崩れてしまうこともありますし転倒したり、物が飛んできたりする危険もあります。 現在(16日午後8時すぎ)の都心の風の様子を見てみますと… 北寄りの風5 メートルと依然、風が強い状態が続いています。23区・多摩では強風注意報、沿岸地域には波浪注意報が発表されていて、今夜(16日夜)いっぱいは注意が必要です。これからお帰りになる人は強い風にお気をつけください。あす(17日)になると強い風は収まりそうです。

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