<東京デフリンピック>大会4日目も日本勢がメダル獲得

(スポーツ - 2025年11月18日 21時00分)

聴覚に障害がある人のための国際スポーツ大会「東京デフリンピック」が現在開催中です。大会4日目を迎えた11月18日は、デフリンピックの大会ポスターにもなっている卓球の亀澤理穂選手と陸上の山田真樹選手も登場しました。 <陸上山田選手 400メートル準決勝で圧巻の走り> “父”として臨む初めてのデフリンピックとなる陸上・山田真樹選手は、男子400メートルの準決勝に出場しました。ゴール付近のスタンドには自作の応援Tシャツを身に着けた妻・鮎美さんと娘の姿もありました。 スタートからスピードがある走りができたと話す山田選手は200メートル付近で一気に抜け出し、勢いそのままにラスト100メートルを駆け抜けました。そして最後は声援に応えるようにガッツポーズをする余裕を見せながら1着でゴールし、翌日の決勝進出を決めました。山田選手は「間もなくメダルが取れる瞬間を見ることができると思うので、皆さん楽しんでいただきたい」と鼓舞しました。 また男子100メートル決勝では佐々木琢磨選手が10秒63で3着となり、銅メダルを獲得しています。 <テニス宮川きょうだい 初戦ストレート勝ち> 前日=17日のテニスでは宮川楓雅・百合亜きょうだいが混合ダブルス初戦でギリシャと対戦しました。リラックスして試合に臨めたと話す2人は第1セットで6対1、第2セットでも6対2のストレート勝ちで、幸先の良いスタートを切りました。兄の楓雅選手は「率直に、取りあえず勝てたことがうれしい。いろいろな方々に見ていただいてうれしい」、妹の百合亜選手は「(次の相手も)決して弱い相手ではないので、挑戦の気持ちでいきたい」と語りました。次の試合は19日に行われます。 <デフ卓球のエース亀澤理穂選手 混合ダブルスに登場> 過去の4大会連続でデフリンピックに出場し、銀メダル3個と銅メダル5個を獲得しているデフ卓球・日本のエースの亀澤理穂選手は、以前の取材で「次は1個でも金メダル取るのと、2個ずつメダルを取っているので3個以上取りたいなと思います」と話していました。 卓球の試合は開会式の開かれた東京体育館を会場に、18日から始まりました。混合ダブルスの2回戦から登場した亀澤理穂・亀澤史憲ペアの相手は前々大会の金メダリストを擁する中国ペアで、試合は中国ペアに終始圧倒され、ストレート負けとなりました。 亀澤理穂選手は「やっぱり目標は優勝だったので、初戦で負けてしまい、正直いいスタートを切りたかったからすごく悔しい気持ち」とした上で「残り3種目(女子ダブルス・シングルス・女子団体)あるので切り替えて、優勝目指して頑張っていきたい」と前を向きました。 (※動画内の2次元コードは「番組放送中のみ」の機能です。ご了承ください。)

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