医療・介護業界のカスハラに関するシンポジウム

(その他 - 2025年02月22日 18時00分)

きょう(22日)、港区で医療・介護業界でのカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラに関するシンポジウムが開催されました。現場で働く人を対象に実施されたアンケート結果も発表され、カスハラを受けた、もしくは見聞きした人の割合は5割を超えると報告されました きょう(22日)、午後1時から始まった医療・介護業界でのカスタマーハラスメントに関するシンポジウムには現場で働くスタッフ70人が参加しました。シンポジウムでは看護師や介護士などを対象に行われたアンケート調査の結果が発表されました。 それによりますと実際に現場でカスタマーハラスメントを「受けた」もしくは「見聞きした」人の割合は合わせて51.3%に上りました。 現場のスタッフや専門家などが参加した討論会では具体的なカスハラの事例なども紹介されました。 看護師:「年配の患者さんに若い看護師があんたちゃんとできんの?(と言われたり)とか、研修医に対してもあんたまだ医者じゃないやろ、医者を呼んで来いみたいな事をいう方も多々おられます。」 また、アンケートによりますと、「カスタマーハラスメントに対するマニュアルがあるのか」という質問に、「分からない」と答えた人が66.1%と全体の約2/3を占めました。今後、医療・介護業界の中でもカスハラに対しさらなるマニュアルの整備と周知が求められます。

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