東京・小平市が災害用「トイレトラック」を初導入 能登半島地震ではトイレ不足

(地域・まち - 2025年09月26日 19時00分)

東京・小平市役所で、災害時に利用できるトイレトラックがお披露目されました。2024年1月に起きた能登半島地震で断水によるトイレ不足が長引いたことなどを受け、小平市が今回初めて導入したものです。 納車されたトイレトラックは車いすの人でも利用できるよう、電動の昇降機が装備されていて、車内にはおむつの交換台も備えた多機能トイレが1つと、誰でも利用できる個室トイレが4つあり、全て洋式の水洗トイレです。 見学をした市民からは「3・11(東日本大震災)の時、4月18日に被災地に入ったが、トイレの問題を皆さんが一番悩んでいた。それを目の当たりにしていたので、トイレトラックが導入されるのはとてもいい」と話す人や「地域の祭りや防災のイベントなどに活用して、たくさんの市民に(トイレトラックの存在が)認知されるといい」と話す人もいました。 市は今後、災害が起きた際、下水道管が破損するなどしてトイレが使えなくなった避難所でトイレトラックを活用していく方針です。

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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