警視庁　歌舞伎町ホストクラブ立ち入り調査 約75%の店舗で風営法違反

警視庁はきょう（19日）、15日夜から16日未明にかけて風営法に基づいて行われた新宿区歌舞伎町にあるホストクラブなどの一斉立ち入り調査の結果を公表しました。この中で約75%の店舗で、シャンパンタワーの価格がわかりにくいといった料金表示義務違反などが確認されました。 警視庁は15日夜から16日未明にかけて、新宿区歌舞伎町の176店舗のホストクラブと男性が接客する飲食店であるメンズコンセプトカフェ26店舗に一斉立ち入り調査を行いました。警視庁によりますと、立ち入り調査を行った店舗のうち、約75%にあたる145店で、客にシャンパンタワーの料金が明示できていない料金表示義務違反や無許可営業の疑いなどの風営法違反が確認されました。違反店舗には今後、口頭注意や行政処分などが行われるということです。 悪質なホストクラブを巡っては、歌舞伎町を中心に女性客に売春を強いるなど問題が相次ぎ、警察庁が先月（11月）、全国の警察に取り締まりを強化するよう通達を出していました。