“五輪談合” 博報堂に罰金2億円を求刑/Olympic bid-rigging Hakuhodo fined ¥200 million.
(事件・事故 - 2024年03月18日 20時15分)
東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で独占禁止法違反の罪に問われた法人としての広告大手・博報堂とグループ会社の前社長の裁判で、検察側は博報堂に罰金2億円を求刑し、前社長に懲役1年6カ月を求刑しました。 起訴状などによりますと、法人としての博報堂と博報堂DYスポーツマーケティング前社長の横溝健一郎被告は東京オリンピック・パラリンピック大会での運営業務で受注予定企業を決めたなどとして罪に問われています。初公判で横溝被告は、起訴内容を大筋で認め、被告人質問では「独禁法を理解していなかった」などと釈明していました。きょう(18日)の公判で検察側は「取引規模や社会的影響、世界に与えた失望感を考慮すれば極めて悪質な事案だ」と批判し、博報堂に罰金2億円を求刑しました。また横溝被告に懲役1年6カ月を求刑しました。
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