東京23区 熱中症の死者50人超に
(地域・まち - 2019年08月08日 18時30分)
連日、危険な暑さが続く中、梅雨明けしてから8月6日までの9日間に、東京23区内で熱中症で亡くなった人が50人を超えたことが分かりました。 東京都内は命に関わる危険な暑さが連日続いています。8月8日の都心は今年の最高気温に迫る35.5℃となり、3日連続の猛暑日となりました。また、練馬や青梅では12日連続の猛暑日になりました。 東京都監察医務院によりますと、梅雨明けとなった7月29日から8月6日までの9日間に、23区内で熱中症で死亡した人は54人となったことが分かりました。このうち、47人がクーラーを設置していなかったり、設置しているものの使用していなかった屋内で見つかっているということです。 東京消防庁管内で熱中症の疑いで病院に搬送された人は、8日だけで11歳から94歳までの男女105人でした(午後3時現在)。このうち、90代の女性を含む3人が重症と診断されたということです。9日以降も都内は厳しい暑さが続く見通しで、気象庁では暑さを避けて水分を小まめに補給するなど、十分な対策を取るよう呼び掛けています。
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