五輪汚職 ADK前社長に懲役2年
(事件・事故 - 2023年07月12日 13時05分)
東京オリンピックを巡る汚職事件で有罪判決です。大会組織委員会の元理事に約1400万円を提供したとして贈賄の罪に問われたADKホールディングスの前社長に対し、東京地裁はきょう(12日)、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。 この裁判は、大会組織委員会元理事の高橋治之被告にスポンサー募集の専任代理店を担った電通の販売協力代理店に選任してほしいなどと依頼し、約1400万円を提供したとして、広告大手ADKホールディングスの前社長・植野伸一被告が贈賄の罪に問われたものです。東京地裁は懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。また植野被告の元部下で植野被告と共謀したとして起訴された2人は懲役1年6カ月と懲役1年、いずれも執行猶予3年の判決がすでに確定しています。
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