日野市 DV被害者の住所情報を加害者に誤送付

DVの被害者が引っ越した先の住所を加害者に交付しないように申請していたにも関わらず、日野市が、加害者である夫に住所の情報を伝えていたことが分かりました。 日野市によりますと、今年5月、児童手当についての書類を送る際、DVを受けて別居している被害者の女性の住所が書かれた書類を加害者である夫に誤って送ってしまったということです。被害者の女性は現在の住所を加害者に交付しないようにする「支援措置」を申請していたにも関わらず、情報が流出したということです。日野市は6月、加害者から書類を回収していて、この誤送付による加害者と被害者との接触はなかったと説明しています。日野市は被害者に対して謝罪をしていて、今後は再発防止を徹底していく方針です。