小池知事 疲労で静養
小池知事が再び静養することになりました。小池知事は疲労のため自宅で静養することが発表され、きょう(12日)予定されていた公務は急きょ、取りやめとなりました。 「きょう小池知事は疲労のため静養するとし、急きょ午後に予定された定例会見は中止となりました」 都庁ではきょう(12日)、小池知事と大田区長との面会や、毎週金曜の定例会見が開かれる予定でしたが、小池知事が疲労のため静養することになり、これらの公務は中止となりました。 また、あす(13日)とあさって(14日)も小池知事は公務を入れず、合わせて3日間、自宅で静養を続けるということです。 小池知事:「ハイリスク層を守る体制、当面継続いたしまして、幅広い医療機関で受診できる体制に段階的に移行する。」 知事は、最近では新型コロナの5類への移行に向けた都の対応にあたっていました。また先月の統一地方選では自身が支持する候補や都民ファーストの会の候補などの応援で都内だけでなく、和歌山県にもかけつけていました。 そしてゴールデンウィーク期間中にはイベントや行事に出席していました。小池知事は東京オリンピック・パラリンピックや、新型コロナの対応にあたっていたおととし6月にも過度の疲労により入院…。同じ年の10月にも過労を理由に入院していました。都の関係者は、「今回は若干の疲労による静養で、入院ではないと聞いている」と話していて、小池知事は、来週月曜から公務に復帰する予定だということです。 まず、白井さん、このところの小池知事は疲れている様子はみられたんでしょうか? 取材で接する限り、疲れの表情はみられませんでした。今週火曜の北区長との面会でも声を張り、元気な様子でした。これまで2回、入院したときには声のかすれや咳をする姿が多くみられましたが、今回はその様子はみられませんでした。では今回の小池知事の静養の原因はどういったことが考えられるんでしょうか?都の幹部や都議会議員らに取材したところ、大きく2つの要因が考えられそうです。まず統一地方選で連日、応援に入ったことと、コロナ禍では減っていた面会やイベントといった都庁外での業務が立て込んでいたことです。統一地方選で知事は、期間中に50人の応援に入り、告示日には1日で20人の候補者の応援に入っていました。都民ファーストの会の幹部によりますと期間中は「公務以外の時間はほとんど応援に入っていた」という状況だったということです。
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