町田 地元レスラーが奮闘「相原プロレス」旗揚げ戦で町は
町田市の相原町の特集です。相原町はこのように・・・町田市のなかでも西側に位置していて、神奈川県との県境にあるんです。この街を活性化しようと、地元出身のプロレスラーが奮闘、立ち上げたのはその名も「相原プロレス」です。手に汗握る旗揚げ戦町は盛り上がったのか 町田市相原町…人口約1万5000人の緑あふれる住宅街が広がります。静かで落ち着いている反面…娯楽が少ないというこの街に先月突如、現れたのが…プロレスのリングです。 竹やぶのなかにあるリングでトレーニングをするのは、相原町に30年以上暮らす川上真吾さん37歳…。この日も受け身にロープワークなど、プロレスの感覚をリング上で確認していました。実は川上さん…全国を飛び回り活躍する現役の競輪選手で、プロレスのリングでも戦う二刀流レスラーです。そんな川上さんが今年8月、一念発起し所属団体をやめ、立ち上げたのが「相原プロレス」です。高齢化が進む相原町で多くの店が閉店する現状から、町を活性化したいと決心しました。 川上さん:「自分ができることやっぱり競輪とプロレスしかないんで、プロレスを相原に持ち込むことで相原を面白い街にしようと、それが一番だ」 今回、川上さんはリングネームを一新…マスクマン「シンゴ・相原」として、初興行のメインを務めます。 シンゴ・相原:「相原に来たことない人に相原に是非来てほしいです。」初興行に向け選手としてトレーニングを積む一方、興行主としても奮闘する川上さん。夜は街の飲食店などをまわり、企画書をもってスポンサー集めに動きます。 店主:「こういう街でもっともっと発展させるにあたって、一緒に若い力で盛り上げようという形が共感できたので応援したいなと」 迎えた試合当日…、会場は地元の人で超満員…メインの試合に期待が高まります。入場ゲート代わりに隣のアパートの2階から現れ、相原小学校の校歌とともに颯爽とリングに上がっていきます。すると、対戦相手から相原町への痛烈な批判が… 「なんだこの町、あと2年もしたら地図から無くなるんじゃねえか!?」「おい!俺がここにプロレスを持ち込んで相原を元気にするんだよ!今日は見せてやるよ。」 ゴングが鳴ると「シンゴ・相原」と対戦相手との激しい技の応酬…。地元の子どもたちも男たちの勝負に釘付けです。「ここで、場外乱闘が発生!」 隣の焼き鳥屋の前で割りばしの凶器攻撃・・・「シンゴ相原」のピンチは続き、マスクマンの命、マスクに手をかけられます。競輪で鍛え上げた下半身によるミサイルキックで反撃を試みますが・・・「ジャーマンスープレックス」まさかの初興行でフォール負けとなりました。しかし、地元の人たちは今回のプロレスに大満足です。 相原町民:「もう最高です!楽しかったです。」「大迫力で面白かったです」「面白かった」 川上さん:「試合には負けましたけど相原に来てくれた人、相原町民が元気になって帰ってくれたんじゃないかなと思って。」「『相原ってプロレスがあるところね』ていう会話が東京神奈川中に広がるようにしていきたいと思います。」「相原プロレースありがとうございましたー」
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