立川市 都議補選 都民ファ・立憲 新人が当選 自民党候補は僅差で及ばず/記者解説(自公協力は?総選挙は?都知事選は?)
きのう(15日)行われた立川市選挙区の都議会議員補欠選挙の結果です。選挙戦を制したのは都民ファーストの会と立憲民主党の候補でした。 きのう(15日)行われた都議会議員立川市選挙区の補欠選挙は開票の結果、都民ファーストの会公認の伊藤大輔さんが1万7499票、立憲民主党公認の鈴木烈さんが1万2141票を獲得して当選を果たしました自民党公認の木原宏さんは91票差で一歩及びませんでした。 伊藤候補:「支えてくださったという言葉じゃ生ぬるいぐらい」「もう本当にこれから自分の仕事でしっかりと皆さんに恩返しできるように頑張っていきます。」 鈴木候補:「皆さんのおかげで九死に一生を得たというふうに思っています。」「頂いたこの命政治家として都議会議員として全力でこれから頑張っていきたいと思っています。」 なお、投票率は27.39%で、前回2年前よりも9.85ポイント下回りました。 ///// ここからは都庁キャップの椿原さんとお伝えします。 年内の解散もささやかれる中、今回の補選は衆院選を占う選挙となりました。 今回の結果をみてみると都民ファーストの会公認の伊藤さんが2位と5000票以上の差をつけてトップ当選。立憲民主党公認の鈴木さんが91票差と僅差で自民党公認の木原さんを制しました。こういう結果となりました…。 Q:椿原さんは都民ファーストの会の戦い方、どのように見てましたか? 告示日以降、9日間で3回知事が公務の合間をぬって応援に入っていましてかなり力を入れている印象でした。街頭演説後には知事が壇上から降りて支援者とハイタッチして回り小池知事と候補者がつながっていることを印象付ける場面がありました。また、選挙期間中、都民ファーストの会の幹部からは、知事の人気もあり、「徐々に認知度が上がってきている実感はある」といった話もありました。今回、こういった戦略が功を奏しトップ当選につながったとみられます。 一方できょう自民党の関係者に取材をしたんですが、今回の選挙戦は党としてはかなり力を入れていたようなんですね、ただ、敗因の一つとして公明党の票が、都民ファーストの候補者に回って しまったのではないか…と話していました。最後に、苦しい事情が垣間見えたのが定数2で取れなかった結果について聞くと正直しびれました…ともらしていました。 Q:鈴木さん、自民・公明の関係がこのように選挙結果でも表れはじめています。 鈴木哲夫さん⇒今公明党は次の総選挙へ力点を措いて他の選挙への余裕が無いのでは(詳細はVTR動画でご確認ください) 今後の選挙についてですが、年内にも衆議院の解散がささやかれています。 さらに、都政では来年7月には知事選、都議補選が控えていまして、再来年には、都議会議員選挙も行われます。 大きな選挙が今後続きます。そんな中、今回の都議補選で都民ファーストの会は自民党と並び、都議会で第一会派になりました。今回の結果、鈴木さんはどうご覧になりますか? 鈴木哲夫さん⇒東京の選挙と総選挙のタイミングは密接に関係しています。(詳細はVTR動画でご確認ください)
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