市川猿之助被告が保釈 保証金500万円を即日納付

両親に対する自殺ほう助の罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助被告について、東京地裁はきのう（7月31日）、保釈を認める決定をしました。保釈保証金は500万円で、即日納付され、猿之助被告は昨夜、勾留先の原宿警察署から保釈されました。 多くの報道陣が詰めかけた原宿警察署から姿を見せた猿之助被告は、黒のスーツとネクタイを身に着け、無言で報道陣に頭を下げました。この事件は今年5月、猿之助被告が目黒区の自宅で、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん76歳と、母親の喜熨斗延子さん75歳に、向精神薬を服用させて自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪で起訴されたものです。保釈は起訴された先月28日、猿之助被告の弁護人が請求していました。検察側は保釈を認める決定を不服として準抗告しましたが、東京地裁はそれを退けました。保釈保証金は500万円で即日納付されました。