食品4000品目超値上げに「もう買えない」 価格据え置きのスーパーも対応苦慮

(ビジネス - 2025年04月01日 19時00分)

4月1日になり、新年度=2025年度が始まりました。新生活が始まる一方で、生活に大きな影響を与える「食品の値上げ」も始まります。 1日から値上げが予定されている食品は4225品目と、2023年10月以来、1年半ぶりの高い水準(帝国データバンク調べ)で、コメや野菜の価格高騰を反映した原材料費の上昇が影響しています。 激安が売りの東京・足立区にあるスーパーでは、値上げ前に仕入れた商品の在庫が残っているうちは価格を据え置きにしているといいます。1日から値上げされた調味料のみそなども、値段を据え置いて販売しています。しかし今後の値上げについては対応に苦慮しているとして「当然、値上げは非常に心苦しい。なるべく値上げ幅を抑え、それに代わるもの、商品の切り替えを重点的にやっている」(スーパーさんよう・阿部芳邦取締役)といいます。 止まらない値上げラッシュに、来店客の中には「なるべく安いものをストックしておく。献立を1週間決めてまとめて買っているが、どこでも高いのでもう仕方がない」「厳しいですね。子どもが4人いるので、ちょっともう買えない。安いものを選んでいるが、合計金額を見ると『うわっ』となってしまう。どこで節約しようかなという感じ」などと話す人もいました。

https://s.mxtv.jp/mxnews/amp/mxnews_46513120.html

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