アイフォーンの天気アプリ文京区に大雪警報の誤表示/iPhone weather app incorrectly displays heavy snow warning for BunkyoWard

(地域・まち - 2024年05月09日 20時00分)

冷たい雨と北風で5月とは思えない肌寒さとなった東京都内で、アイフォーンの天気アプリで文京区に「大雪警報」が発表されたと何度も誤表示される不具合が起きました。 気温の乱高下が続くなか、5月9日の都心は最低気温が10.2℃と肌寒い一日となりました。 街の人:「ちょっと寒くてびっくりした」「なんなの。この寒暖差は」「もう1枚上着が欲しい」 一方、午後3時すぎの文京区では晴れ間が広がる中、アイフォーンの天気アプリには「大雪警報」と表示されていました。アイフォ―ンの天気アプリでは5月2日から文京区の天気予報に限り「大雪警報」などの誤った表示が何度も繰り返されていて、「データの提供元」とされている気象庁は「大雪警報は発表していません」「アイフォ―ン側に原因がある」としています。 この誤表示について、文京区では困惑する声が上がっています。 文京区内・街の人: 「何回かアプリを起動させ直したが、ずっと出ている。早く変な予報のバナーを消してくれるといいなとは思っている」 「笑ってましたけどね。『きょう大雪だって』と言って」 「まあ見れば明らかなので、自分の目を信じてください」 気象庁の担当者はこの誤表示について「とても迷惑な話」としています。 <アイフォーン天気アプリ誤表記 気象庁「迷惑」> 5月2日から文京区のみで誤表示を繰り返しているアイフォーンの天気アプリですが、間違った表示は大雪警報だけではありません。雷注意報や強風注意報などの誤表示も相次いでいて、いずれも情報元は「気象庁」となっています。今回のアイフォーンの誤表示について気象庁の担当者は「大雪警報などは発表していない」「アイフォーン側に原因があり、とても迷惑な話だ」と憤っていました。一方、アイフォーンを販売するアップルの日本法人に対しTOKYO MXは誤表示について9日朝、問い合わせをしましたが、現時点で返答は来ていません。 天気情報は命に関わるものでもあります。事業者には早期の原因解明と再発防止を望みたいものです。

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