都立小金井公園で人の頭の骨など発見

きょう（2日）、都立小金井公園の雑木林の中で、人の頭や腰の骨などが見つかりました。骨の近くからは成人男性の身分証も発見されていて、警視庁は身元の特定を急いでいます。 「この扉の奥で遺体が発見されたということです。」 きょう（2日）午前11時20分ごろ、公園のサービスセンター、男性職員からの110番通報…。「野鳥の調査をしていたら、人の頭部と腰の部分の骨が発見された」 警視庁の捜査員が現場に駆け付けたところ、ふたつ池付近の雑木林の中で人の頭や腰の骨などが見つかったということです。さらに周辺からは、他の部位の人骨のほか、鞄や男性用の革靴なども発見されました。警視庁によりますと、鞄の中には、3年前に行方不明届が出されている成人男性の車の免許証などが入っていたということです。骨が発見されたことに近隣住民は… 「いろいろな人が散歩したり犬の散歩したりいい公園ですよ、毎日散歩してますけど」 Ｑ平和な公園というかそういう感じなんですかね？「そうですねほとんどそういうことはないですね。」 警視庁は今後、骨のDNAを鑑定して人物を特定するなど、捜査を進めていくということです。 ／／／／／ 人の骨が見つかった現場から現在の状況や最新の情報を伝えてもらいます。 こちらが遺体が発見された小金井公園です。日が落ちた現在はまっくらとなっていて、歩いている人はほとんどいません。 ただ、わたしが現場に到着した夕方は多くの散歩している人やランニングを楽しむ人の姿がありました。人の骨が見つかったのはこのフェンスの奥なのですが、こちらには鍵がかかっています。この公園の担当者に話を聞いたところ、午前9時から午後4時の間は鍵が開いていますが、それ以外の深夜早朝は鍵が閉まっていて、その時間帯、ここからは侵入することができないということです。 わたしが身長180センチほどなんですが、このフェンス以外はこのように2メートル半ほどの高さとなっていまして、よじ登ろうとすればできてしまう高さとなっています。 担当者の話では「防犯カメラは設置されていない」と話していてそこから侵入者を特定するのは困難だとみられます。 住宅地に近い平穏な公園で見つかった遺体の骨、なぜ、ここで骨が見つかったのか、捜査の進展が待たれます。以上、小金井公園からお伝えしました。