“世界最大級”お台場の噴水ショー始まる 整備費は約26億円…期待と懸念の声
東京都が26億円をかけて整備し、東京・お台場の新たな顔と位置付ける“世界最大級”の噴水の運用が3月28日の土曜日から始まりました。周辺を取材すると、期待や懸念などさまざまな声が聞かれました。 東京都が整備した大噴水ショー『東京アクアシンフォニー』初日となった28日には、噴水が一望できる展望デッキに多くの人が詰めかけ、夜景と噴水のコラボレーションを楽しみました。高さ150メートル・幅250メートルで“世界最大級”の噴水だということで、東京都がおよそ26億円をかけて整備しました。開始に当たって、東京都の小池知事は「新たなステージを迎える臨海副都心のにぎわいを一緒に盛り上げていきたい」とあいさつしました。 東京アクアシンフォニーが始まり、お台場には平日の昼間でも多くの観光客が訪れています。噴水は午前11時から午後9時までの1日10回ショーを上演していて、東京都は周辺施設などへの経済波及効果を年間98億円と試算しています。 周辺の施設では早速“噴水効果”に期待した動きも出てきています。お台場にあるホテルでは、客室から噴水を眺めることができ“特等席”で楽しめる、噴水が見える部屋を確約する宿泊プランや、レストランのテラス席で噴水を見ながら食事を楽しめるコースの販売を新たに始めました。ヒルトン東京お台場の担当者は「パッケージ商品への問い合わせも日々増えていて、実際、予約も頂いている。東京アクアシンフォニーの力を借りて、お台場をさらに盛り上げていけるようやっていきたい」と話しています。 噴水への期待が寄せられる一方で、周辺を取材すると観光客の増加による影響を懸念する声も聞かれました。周辺住民の中には「(観光客には)どんどん来てほしい。ただ、あまりにもマナーが悪いのは困るので、美化が保たれるようにしてほしい。ごみ箱を増やして、定期的にごみが散らばっていないかメンテナンスしてもらえると安心」と話す人もいました。また、公園内では多くの観覧者が訪れることによる事故を防ぐため、階段で滞留しないよう呼びかけるなどの対策が取られていました。 小池知事が肝いりで進めてきた「東京アクアシンフォニー」は、果たしてお台場の“新たな顔”となれるでしょうか。
続きを読む