最高裁 性別変更をめぐり生殖能力無くす要件「違憲」と判断
(その他 - 2023年10月25日 20時10分)
戸籍上の性別変更を巡って、生殖能力を無くす手術を事実上の用件とする特例法の規定について最高裁大法廷はきょう(25日)、違憲と判断しました。 この裁判は、性同一性障害の人が戸籍上の性別を変更する場合、生殖能力を無くす手術を事実上の要件とする特例法の規定が憲法に違反するかどうか争われたものです。最高裁は2019年に「性別変更前の生殖能力で子どもが生まれると、社会に混乱を生じさせかねない」として合憲と判断しましたが、社会情勢の変化などを踏まえて結論を変更し違憲とする決定を出しました。
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