鈴木哲夫さんに聞く! 自民党総裁選の行方はどうなる?

(その他 - 2021年08月30日 21時00分)

 自民党の総裁選挙は9月17日告示、29日に投開票が行われることが、8月26日に党内の総務会などを経て正式に決定しました。その一方で8月30日、総裁選に出馬の意向を示していた下村政調会長は出馬を見送ることが明らかになりました。総裁選を巡る思惑などについて、ジャーナリストの鈴木哲夫さんによる解説です。分析の内容については動画でご覧ください。  30日午前、菅首相は首相官邸に下村政調会長を呼び、会談を行いました。自民党幹部によりますとこの会談の中で菅首相は「総裁選に立候補するならば、政調会長として経済対策の取りまとめを任せる考えはない」と伝えたといわれています。ある政府関係者は会談について「下村さんに総裁選に出るのか、政調会長を辞任するのか、真意を確認するための会談」と話しています。  現時点で出馬を表明しているのは菅首相のほか、26日に出馬表明した岸田前政調会長です。また、高市前総務相も出馬の意向を示しています。一方、鈴木さんは石破元幹事長も出馬する可能性があるとみています。石破さんは総裁選について、臨時国会を政府が召集するかどうかを見極めた上で判断する考えを示していて、明言を避けています。石破さんの動向も含め、注目ポイントを鈴木さんに聞きました。

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