都議会予算特別委 夜間観光は「地域の特性生かす」 多摩地域の発信など拡充へ
(都政 - 2025年03月14日 19時00分)
東京都議会の予算特別委員会は3月14日、3日目を迎えました。質疑では夜間の観光政策について議論が交わされました。 自民党の増山明香都議は「パリやニューヨークなど世界の主要都市もナイトタイム観光に力を入れていて、東京も国際観光都市としての存在感を高めていく必要がある。東京のナイトタイム観光のさらなる充実を図るべき」と迫りました。これに対し東京都の小池知事は答弁で、夜間観光の振興に向けた取り組みとして都内の各地でプロジェクションマッピングを行っていることや、夜の時間帯に美術館や博物館を開いていると説明しました。その上で、都内の自治体を支援して、それぞれの地域の特色を生かした夜間観光を促進していく考えを明かしました。小池知事は「エリアの特色を生かして、ナイトタイムの魅力を磨き上げるとともに、東京の夜の多彩な過ごし方を旅行者に効果的に伝え、夜も楽しめる街としてのブランド力を高めていく」と述べました。 また、都の担当者は多摩地域の振興に向けて「新年度から旅行会社による夜間のツアーを支援し、多摩地域などの特色を生かした取り組みを促進していく」と述べています。
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