関東で梅雨明け 都内で猛暑日に迫る暑さ/End of rainy season in Kanto:Beware of heatstroke
きょう(18日)関東甲信などで梅雨明けしたとみられると気象庁が発表しました。梅雨明けしたきょう(18日)の都内は各地で猛暑日に迫る、熱中症への対策が必要な暑さとなりました。 関東甲信地方は、平年より1日早い梅雨明けに…今年は梅雨入りが遅かったため、梅雨の期間は、平年よりも2週間ほど短くなりました。 「強い日差しが照りつける午後3時の有明ガーデンです。現在手元にある気温計では31℃を示しています。そしてこちらにはたのしく水遊びをしている子どもの様子が見られます」 きょう(18日)の都内は都心で33.4℃など各地で猛暑日に迫る暑さとなりました。 「暑くて有明ガーデンに来て噴水で遊んだ」「気持ちいい」「冷たくて楽しかったです」 都内は今後一週間、高気圧に覆われ、各地で最高気温35℃以上の猛暑日も予想されていて、これから欠かせないのが、熱中症対策です。 「現在の八王子市の気温は34.5℃ 一方で地面から近い子どもが感じる気温は41.5℃。こうした猛暑に対して、市と飲料メーカーが協力し子ども目線での熱中症対策が行われています」 八王子市では、市と飲料メーカーが協力し、きょう(18日)から「子どもの熱中症対策」を始めました。大人より身長が低い子どもは、地面の照り返しなどの影響により、同じ気温でも体感温度は大人より、7℃ほど高くなると言われています。今回の取り組みでは、子どもたちが遊ぶ公園やプールなど、場所に応じた適切な熱中症対策を紹介するチラシを冷たい飲料水とともに配り、注意を呼びかけています。 「やっぱり、暑い日にはこのジュースを飲めばいいでしょう」「7℃ていうのもこのイベントで知ったので。だからいい機会だなって。勉強になりました。」 取り組みを進める企業の担当者は、子どもの熱中症には、周りの大人が気を付けてあげてほしいと話しています。 担当者:「熱中症は気づいてからでは遅いので気づく前にこまめに水分補給していただきたいとおもってまして、特に子供の方は自分が熱中症になると分からないので大人の方は気を付けていただいて子どもに飲料を飲ませていただければと思っています。」 この取り組みはあさって(20日)まで行われます。 ///// 梅雨明け早々厳しい暑さとなったきょう(18日)の都内では、熱中症の疑いで、11歳から93歳の男女合わせて22人が搬送されました。いよいよ本格的な夏がやってきましたが、この先も危険な暑さとなりそうです。 きょう(18日)気象庁から発表になった1カ月予報によると日本付近は暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温が高くなりそうです。関東甲信でも来月16日にかけて気温が高くなる予想です。また、今月末にかけてはかなり高くなる予想となっています。 実際に気温をみていくと・・・都心の10日間予報です。最高気温は来週金曜日にかけて、35℃前後の日が続き、また猛烈な暑さが戻ってきそうです。最低気温も連日25度を下回らず、寝苦しい夜が続くでしょう。 来週にかけ危険な暑さとなりますし、その後、秋にかけても記録的な暑さとなった去年に匹敵するくらいの暑さが続く可能性があります。そして何よりも熱中症への警戒を心がけてください。重症化すると命に関わることもあるので、この先もこうした対策をしっかりとお願いします。
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