今年一番の暑さ(都心36.6℃) 夏のセールの形に変化/Hottest heat of the year, changes in store sales
きょう(22日)都心では今年一番の暑さを記録しました。近年の気候変動を受け、百貨店では夏のセールを後ろ倒しでスタート、食料品を扱う店舗では、この暑さを商機と捉えたセールも展開されています。 うだるような暑さとなった都内・・・最高気温は都心で36.6℃を観測し今年一番の暑さとなりました。 「ほんとうに薄いのじゃないと着られないから洋服選びとかも可愛いのというよりかは暑くないやつばっかり選んじゃいます」「服をどんだけ薄くしても暑いは暑いのでしんどいですね10月くらいまで半袖でもいいくらいな気がしちゃいます」 暑さによって服装選びが難しいという声が上がるなか百貨店にも変化が・・・ 「松屋銀座では先週金曜から夏モノを中心としたセールが始まりました。このセール例年より3週間ほど開始時期も遅くらせたんです」 松屋銀座では例年、6月末から7月中旬までをセール期間としていましたが、近年の異常な暑さから夏物の需要期間が伸びていることを受け初めてセールを3週間後ろ倒しました。 「使いたい時に欲しい時に欲しいものが買えるのでいい」「実際たぶんこれ欲しいなと思うのはその時期になってからが多いと思うので需要は高いのかなと」 松屋銀座によりますとセールを遅らせた背景には、「本当に買いたいものだけを買う」という消費動向の変化や、メーカー側も余剰商品をつくらないといったSDGsなどの観点が大きく影響しているということです。 「どちらかというと他店よりも早くお値下げをするほうがいいんじゃないかというのがこれまでの大きな流れだったけど時期にしっかり合わせて季節を見ながらお客様のニーズを見ながら設定していくことを今後も進めていきたい」 一方、板橋区では暑さを商機と捉えたセールも… 「こちらの店では気温が上がれば上がるほど商品が安くなるんです」約2千種類の食料品を扱うディスカウントストアで実施されているのは 当日の予想最高気温が35℃を上回ると割引額が増える「猛暑割」です。35℃だと店内にあるほぼすべての商品が5%の割引で、そこから1℃上がるごとに、さらに1%安くなります。 「スーパーで買うと高いから助かりますよ本当に」「非常にいいじゃないですか」「そういう特典があるということを知っていると来やすいですよね」 店によりますと夏の水分補給に欠かせない飲料や手軽に調理をすることができる乾麺などの売上が好調だということです。 「やっぱり猛暑大変な暑さですのでお客様の客足が減るという傾向もある所とせっかく来てくれたお客様に喜んでもらいたい」 本格化した夏の暑さ・・都内各地で気温の影響を受けセールの形にも変化が生じています。 ///// 梅雨明けと同時に厳しすぎる暑さがやってきました。 こちらは都心のきょう(22日)までの最高気温です。先週18日に関東地方では梅雨が明けて、本格的な夏が始まった。その直後から気温が急上昇。きょう(22日)は36.6℃まで上がり、今年一番の暑さになりました。 梅雨明け直後は熱中症のリスクが高くなる時期で、きょう(22日)は午後3時までに都内で80人が熱中症の疑いで救急搬送されています。この猛烈な暑さの原因のひとつが上空の暖気です。 関東全体が平年よりも暖かい空気に覆われている状態。濃いオレンジ色の部分が猛暑日となる目安なんですが、この暖気、しばらく居座る見込みです。週間予報をみると、 金曜日にかけて35℃以上の猛暑が続く予想で、水曜日は練馬や町田で37℃と危険な暑さになりそうです。また最低気温も25℃を下回らず、朝早くから夜遅くまで、暑い時間帯が長くなるでしょう。 熱中症の予防法を確認します。 ・まずは暑さを避けること。外出はできるだけ控えて、涼しい屋内で過ごしてください。 ・屋外やエアコンのない屋内での運動は原則中止をしてください。 ・のどが乾いていなくても水分を補給しましょう。 ・高齢者や小さなお子さんへは周りの人が声をかけて、熱中症への注意喚起をお願いします。
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